![]() ![]() ![]() 猫群。 Sun.27.2.2011
目を楽しませてくれたミニアイリスはその花期を終えた。Golden Bell との共演はならなかったけれど、春の訪れを感じさせてくれた Katherine Hodgkin。どうもありがとう!続いて開花し始めたヒヤシンスに続き、窓辺ではラベンダーが開花間近・・・
でも、そんなことはどうもいい猫たち。彼らの目的は、ようやく育った猫草のみ。種を蒔いてから伸びるまで、出来るだけ日に当たるように気を使ったりして心を込めて育てた草が、玄関に置いて5分足らずで丸はだかに。いや・・・猫たちに食べさせるために育てたから・・・いいんだけど・・・いいんだけど・・・。毎回動揺するので、猫草をあげるのはたいそうせつないことなのだった。 冷え込んできたので、夜はポトフ。こんなに寒くなっても相変わらず花粉が飛んでいるとは、いったいどういうことなのですか?
* 夕食 * ![]() 朝のリネン。 Tue.22.2.2011
以前、ティーコゼーとマット、クッションカバーを作って頂いた みずうみ堂 さんに、手持ちの布で、エッグコージー、ティーコゼーとマット、それにミネラルウォーターのボックスカバーを作って頂いた。
刺繍の入ったナチュラルなリネンのセットは、みずうみ堂さんのアイディアの白の折り返しがアクセントになって、朝のすがすがしい空気にぴったり。それに、支度に右往左往しているうちに冷めてしまいがちだった半熟玉子は、エッグコージーのおかげでほかほかなのがとても嬉しい。もちろん紅茶も熱々で頂ける。
そして、ボックスカバー。水の味が気に入ったミネラルウォーターを使い始めて長いけれど、唯一、周囲から浮き上がる、にぎやかなその箱のデザインが気になっていた。それがこうしてすっきりと台所の風景に収まってくれて、とても嬉しい。蛇口のところなどややこしい形状なのに、サイズも驚くほどぴったりなことに、びっくりもし、感動もしたのだった。 みずうみ堂さん、いろいろとお心遣い頂き、ありがとうございました。美しい仕立ては、眺めているだけで心が洗われるようです。末永く、大切に使わせて頂きますね。
* 夕食 * ![]() 庭仕事。 Mon.21.2.2011
今日で薔薇の土替えを終えるつもりが、氷のような冷たい風に、Aimee Vibert エメ ヴィべール と Despreza Fleurs Jaune デプレ・ア・フルール・ジョーヌの大鉢の2鉢で終了。このデプレさんは、もともと初期の成長がゆっくりな薔薇だということに加え、置き場所が庭の1番奥の半日陰のエリア。しかも向かいの空き地におうちが立ったことでますます日が差さなくなって、かわいそうに、去年はほんの数輪しか花を咲かせなかった。庭の工事もようやく終わって落ち着いたので、引越しして、今年からラティスに這わせてみることにする。この薔薇は、ちょっと変な方向に力がかかると、実に潔くきれいにぽきっと折れてしまうので、かなり慎重に誘引した。ここは、株元には全然日が当たらないけれど、枝には燦々と光が当たるエリア。気に入ってくれるといいなあ。
興味が数珠繋ぎに繋がって、この先どこに行くのか自分でもわかっていないわたしは、このところ、ヴォイニッチ写本から、テューダー朝の衣装と音楽、中世修道院の伝統医療と繋がって、今日は、カリグラフィーの本と修道士カドフェルの『対価はバラ一輪』を読み終えたところ。修道士カドフェルは、以前に読み終えた『聖女の遺骨求む』よりもはるかに面白く感じる。それにしても、アガサ・クリスティの本を読んでいるときには「人など死なず、サマー・プティングを楽しみながらのお茶の時間について延々と書いてくれればいいのに」と思い、カドフェルを読んでいるときは「殺人など起きず、ハーブ園や薬草や修道院での生活の話を延々と書いてくれればいいのに」と思うわたしは、きっと推理小説を読むのに全然向いていない。次回はカドフェルシリーズの中でも、誰も死なないという『秘跡』を読んでみよう・・・ 夕食は、ここ数年妙に鶏好きになった牡丹に凝視されつつ頂く。あのう、そんなに見つめないで欲しいのですが。
* 夕食 * ![]() 'Katherine Hodgkin'。 Sun.20.2.2011
昨日一気呵成に10鉢を越える薔薇の土替えを終え、残るは5鉢。でも雨も降り始めてぐっと気温が下がってきたので、今日の庭仕事はささやかにハーブの苗数鉢の植え付けで終了。さて、窓辺の鉢たちにも水を・・・とレースのカーテンを開くと・・・ああっ、いつのまにか Katherine Hodgkin が満開!満月でぱたぱたしていて、ちっとも気付かなかった。4日前に水をやったときに蕾はみつけていたけれど、まさかこんなに早く咲いてくれるなんて。
それにしても。春の空を思わせる水色にほんのり淡いグリーン、そこに一刷毛さっと置かれたイエローの鮮やかさ・・・という甘い色合いにプラスされた、この見事な毒っぽさ。予想をはるかに越える存在感だわ・・・なんというか、この上なく愛らしいブラック・ウィドウのようなアンビバレント。どんな方かはまったく存じあげないけれど、この花にその名をつけてもらったキャサリン・ホジキンさんとしてはどんなご感想をお持ちだったのだろう。こんなに個性的なアイリスにわたしの名がついているなんて素敵!というお気持ちだろうか。それとも、うわー?!この花にわたしの名が?!というお気持ちだろうか。 さて、珍しくタイミング良く一斉に咲いてくれたこの鉢。球根の袋のタグには開花期4月とあったので、まさかクロッカスよりも早いこんな時期に咲いてくれるとは思っていなかった。うれしいが、一緒に植わっているミニ水仙 Golden Bell との共演は・・・はたして叶うのだろうか。こっちの方はまだ花芽の片鱗も見えない・・・ 庭で寒風に当たりすぎたのか、夜、風邪気味で頭が痛い。暖まるネギマと丼物で簡単に。
* 夕食 * ![]() 薔薇仕事。 Wed.9.2.2011
午前中、はらはらと雪が舞って、でも積もることなくお昼前には消えた。でもこの雪はお知らせのようなもので、週末は結構な雪になる模様。この三連休は、庭仕事は出来ないだろうなあ。 というわけで、到着した新しい薔薇苗、Mme Alfred Carrière マダム・アルフレッド・キャリエールと、イングリッシュローズ Susan Williams-Ellis スーザン・ウィリアムズ=エリス を植え付け。Susan Williams-Ellis さんって、アンティークショップでその名を耳にした覚えが・・・と思っていたら、旦那さまと一緒にポートメリオンを立ち上げられた方だった。 つる薔薇のMme Alfred Carrière はラティスに這わせる予定だったのだけど、届いた苗はまだまだ小ぶりでとてもそんなことが出来るサイズじゃない。あ、長尺苗を買えば良かったのか。でも来てくれたからにはこの薔薇の居心地がいいようにしてあげたい。じゃあ、誘引出来るサイズになるまでオベリスクを使って育てようかとつぶやきながらにこにこ。実は1度オベリスクを使ってみたかった!でも、このつるバラはあっという間に巨大化するという噂も耳にするので、ひょっとすると初夏にはもう、ラティスに移動しているかもしれないけれど。 さて、Mme Alfred Carrière 用に大鉢を用意したものの、こんなに小さい苗をこの巨大な鉢に植え込むわけにはいかない。株のサイズに大してあまりに大きな鉢に入れてしまうと、根の吸引量と鉢の中の水の量の関係で、根を駄目にしてしまうのだ。ということは、えーと、去年の成長頭のロードリー・オベロン Lordly Oberon をこの大鉢に移して、空いた鉢にはThe Nun ザ・ナンを入れて、さらに空いた鉢に Mme Alfred Carrière マダム・アルフレッド・キャリエールを・・・とパズルの様相を呈す。全部で6鉢の土替えを終えて、パンジーやビオラの寄せ植えを1つ仕上げたところで、一気に気温が下がってきて庭仕事は終了。土替えを待っている薔薇は残り16鉢・・・
夜、お茶を飲みつつ、薔薇カタログを眺めてぼんやり。イングリッシュローズのLady of Shalott がなぜこんなに明るいオレンジ色なのかが、全く解せない。あの話には明るい要素が少しもないんだけどなあ。John William Waterhouse の絵のイメージが鮮烈だからかもしれないけれど、Lady of Shalott と名付けるなら、蒼白なかんばせの如き青みがかった白、加えて死出の旅路に纏うドレスを思わせるような深いカップ咲きでたっぷりとしたフリルのような花びらであって欲しい・・・と妄想する。
* 夕食 * ![]() 性格のちがい。 Tue.8.2.2011 火を扱っている最中にコンロの近くに飛び乗られたりしたら危ないのと、食材をつまみぐいされたら困るというのとで、台所は基本猫立ち入り禁止。でも、好奇心旺盛な猫たちにとって、立ち入り禁止の場所に入ってみたいという気持ちは共通なようで、隙を見て、ちょちょっと入ってきたりする。とはいえ、気持ちは共通でも、それぞれのその後のリアクションは大きく違う。 (A) ちーちゃんの場合。 「ちーちゃん?台所に入って・・・(もう逃げ出してる)」。 (B) 琥珀の場合。 「琥珀?台所に入っていいの?」 「あお!(元気良く!)」 「その上、テーブルに乗っていいの?」 「あお!!(胸を張って!)」 「・・・おまけに、解凍してたささみをかじっていいの?」 「あお!!!(誇らしげに!)」
反省してください。 夕食は、和食で。
* 夕食 * ![]() 困惑紅葉。 Mon.7.2.2011
大好きなむー兄ちゃんのところに行きたい紅葉。けれど、いつも自分を追い掛け回す黒白の弟分が兄ちゃんの真横で寝ているため、近づけないのであった。 夕食は、おいしいソーセージがあったので、それをメインに。ハッシュドポテトも作ったのだけど、カメラが電池切れで写せず・・・他の写真もなんだかぴんぼけ気味。
* 夕食 * ![]() 庭仕事。 Sun.6.2.2011
薔薇の鉢の土替えと剪定は、遅くとも今月中に終わらせなければいけないというのに、まったく手付かずのまま2月に突入してしまった今日この頃、皆様お元気でしょうか。ようやく本日、大慌てで仕事に掛かる。早く終わらせなければ大変なことになってしまう。いえ、薔薇たちがではなく、わたしが。今年の花粉は8倍とか10倍とかいう恐ろしい話が、どうか都市伝説でありますようにと願ってやまない。 本当は昨日から始めるはずだったのに、音が出なくなってしまうようになった古いテレビを新しいテレビに取り替えたので、テレビ台の組み立てや、テレビの設置、業者さんの出入りなどでばたばたして、1日が終わってしまった。ようやく取り掛かれた今日は、Gabriel ガブリエル と Lucifer ルシファー、Lichfield Angel リッチフィールド・エンジェル の天使組、Francis Dubreuil フランシス・デュブルイ、Charles de Mills シャルル・ド・ミル、Jacquenetta ジャクネッタ、それにYves Piaget イブ・ピアーチェ と Mary Magdalene メアリー・マグダレンの植替えを終える。驚いたのがFrancis Dubreuil で、鉢から引き抜こうとした瞬間、木質化した太い根がぱきぱきと折れた。見ると、茶色くなって、とうに枯れていたみたいだ。根に近い茎も、古木のように樹皮がぽろぽろと剥がれる。でも地上部は若い葉がかなり出ていて元気そうで、そのアンバランスにびっくり。知らないうちに大変なことになって、でも頑張っていてくれたのね。ありがとう。じょうろの水に、Star of Bethlehem のフラワーエッセンスを混ぜて、そっとかけておく。 冬は、庭の薔薇はほとんどトゲだらけの枝の乱立と化してしまう代わりに、いろんな会社の薔薇カタログが着々と届く、魅力的かつ恐ろしい季節だ。まさに、脳内お花畑育成の季節。しかし、この冬は1本の新しい薔薇にも手を出さずに乗り切った!と思いきや、最近になってふらふらと注文し始めてしまっている。見まいと思っていたのにふらりと見て一目惚れしてしまったイングリッシュ・ローズの新作や、ラティスに誘導すればいいよねという言い訳のもとに買ってしまった人生初のつる薔薇に、「どうしよう・・・」とつぶやきつつも、苗の到着に備えて、鉢やら土やらを着々と注文中。いやでも、注文したのはまだ2種類だけだし!しかし2度あれば3度あるという言葉が・・・いやなんでもない。
日が傾いて寒くなってきたので、道具を片付けて、今度は居間の障子の補修。暮れに全部張り替えたというのに、おっかけっこの最中にぶちあたって早速破ってくれ、おまけに寒いから嫌だとみんなその場所を避けて寝ようとするもので、茶箪笥の上の猫布団は、異様な猫密集地帯とNo man's land ならぬ No cat's land に別れてしまうようになっていた。だからあれほど破るなと。
夕食は、和食で。
* 夕食 * ![]() 新月。 Wed.3.2.2011
新月と満月の日恒例のプチ大掃除。はたきと箒が終わったから、さて次はワックス掛け。AURO のワックスはお湯に溶くタイプなので、水とワックスの量を計って蓋付きのバケツに準備。なぜ蓋付きかというと
うちにはチェック魔がいるから。 準備は万端。でも、ワックスがけを始めても、この黒と白の生き物は当然のようにまとわりついて離れない。ではと木のボールを転がすと
夕食は洋食で。野菜をたくさん食べよう・・・といろいろ買ってきたものの、ことごとく添えるのを忘れる。ええ、いつものことですとも。
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