February   2010

   




      地球も俺のもの。

     Tue.16.2.2010 



   太陽系、ようやく完成。
   動いた瞬間は鳥肌が立つほど感動!
   52号で終了なのに、なぜか55号までだと思い込み、
   到着をじっと待っていたという。



   52巻には、太陽・地球・月の三球儀の創刊号がおまけについていたんだけど、
   わたしはこのシリーズは作らないので



   この地球は





   当然




   このひとのものに。




   気に入った模様。




   白胡麻と卵の黄身はかかせない。




   優しい味でほっとする。

   *   夕食   *
   ・まぐろのづけ丼。
   ・帆立と白菜の煮物。+くこの実。
   ・いいなめこがらでぃっしゅぼーやから届いたので、大根おろしとお味噌汁に。





      大哺乳類。

     Wed.10.2.2010 



   あああ・・・

   恐慌状態で「シャーーーッ!!!」と威嚇する紅葉の叫びに振り返ると、こんな風になったまま、無言で左右にローリングしている生き物がいたといいます。どうやったらそんなことになるのだね?琥珀君。

   インターネットで「大哺乳類展」の文字を見つけ、5mくらいのサイズのアリクイを思い描いて大喜びでサイトに飛んだものの、そういうことではなかったという。「大哺乳類・展」じゃなくて、「大・哺乳類展」だったのね・・・おまけに、生ではなく、標本の展示で、しょんぼり。うん、そりゃそうだよね・・・

   このところ鴨鍋が食べたいのに、どういうわけかご近所のスーパーには今年はちっとも鴨が並ばず、鴨、鴨、鴨来い!と念じている日々。その甲斐あってか、今日は合鴨のパストラミに遭遇。よし、願いの実現まであとちょっとだ!




   黒胡椒が利いて美味!ポメリーの粒マスタードをたっぷり添えて。
   水にさらした赤玉ねぎをベッドに。





   鶏が重なっちゃった日。
   手羽の皮がかりっと仕上がっておいしい。
   でもなんと言ってもオーブン焼きのパプリカが美味。




   もちろん、赤で。


   *   夕食   *
   ・合鴨のパストラミ、赤玉ねぎスライス、レモン添え。
   ・鶏手羽オーブン焼きと3色パプリカオーブン焼き、バルサミコ和え。
   ・ルッコラとブラックオリーブとパルメザンチーズのサラダ・・・もあったんだけど、写真を撮るのを忘却。





      進化?

     Fri.8.2.2010 



   「アクセントはここ!ここですよー!」
   琥珀先生、びしびし指導中。
   先生、画面が見えません・・・

   どういうわけか、琥珀にいきなり知恵がついてしまったここ1週間。これまでは、猫立ち入り禁止の台所に飛び込んでも、猫じゃらしをささっと振れば「きゃー!」と大喜びでたちどころに戻ってきて即捕獲されていたのに、最近ではその手に全くひっかからなくなった。どうした琥珀。知恵のつくサプリメントでも飲んだのか?

   珍しく弟から電話。用事があって母に連絡したら、来週こちらに来るのでわたしのところで夕食を食べると言っていたとのこと。それはいいんですが、母上、なぜご自分で電話してくださらないのです?もしやいきなり来訪するおつもりですか?夕方チャイムが鳴り、「荷物が届いたのかな?」と仕事を中断して玄関に行くと、そこには山形にいるはずの母が!「お母さん?!」驚愕する娘ににっこりと笑いかけて、「今日のメニューは?」もしくは「三途の川を渡ってきたの。」というようなブラックジョーク。・・・ああ、とってもありそうだ。今ものすごくリアルにその光景が思い浮かんだ。ええと、とりあえず、母の好物の蓮根を忘れずに買っておかねば。

   最近寝不足だ。夜、人の布団と頭の上を跳ね回る琥珀をようやく寝かしつけたかと思うと牡丹が現れて寝室のドアを開けるよう要求し、入れてやるとおおよそ30分わたしのところでくつろいでから居間へとお帰りになり(なんで?)、ようやく眠れたかと思うと午前3時半に琥珀にごはんコールで起こされるからだ。わざわざ起きて牡丹を入れてあげるのは、いたずら盛りの琥珀に手がかかって、日中は十分に甘えさせてやれない牡丹をかわいがってやりたいというのももちろんあるが、ただひたすらにゃあにゃあ鳴くだけの琥珀とは違い、もしもドアを開けなかったならば、牡丹は朗々たる低い一鳴きから始まる壮大なアリアを披露し始めるからだ。「おおなんたる悲劇 神もご照覧あれ この冷たく閉ざされた扉よ ああわが心の寂しさよ」と(歌っているとしか思えない)延々と続くその鳴き声は、まさに「一曲披露する」というのにふさわしい。ちなみに、奥さんのたんぽぽも「ごはんがたべたい」「なんだかさけんじゃう」の2つの持ち歌を持っている。一体どこで覚えたんだろう・・・




   帆立卵、干し椎茸とスナップエンドウ入り。




   母が電話をしない訳について考察していたら
   予定以上に大量の黒はんぺんを焼いてしまった。




   鶏、蓮根、里芋、人参、いんげん、ゆでたまご、だった気が。


   *   夕食   *
   ・帆立卵。
   ・網焼き黒はんぺんと生姜。
   ・鶏と野菜の煮物。





      小春日和。

     Fri.5.2.2010 



   猫たちが猫の草をかわるがわる観察にやってくる。



   この寒さで発芽が遅れたのを心配し、発芽したら発芽したで日当たりのいいところを探してはよくよく太陽に当ててやり・・・と面倒をみているうちに猫の草にすっかり情が移り、「やっとこんなに育ったのに、猫に食べられちゃうなんて・・・」と本末転倒な事態に陥っている今日この頃。どう考えても、野菜を育てるのに向いていないタイプ。

   朝の時間にこつこつ続けていた土替え作業が、今日で終了。作業を始めた頃と比べてなんだかかなり鉢が増えているのは、錯覚?魔法?幻想?この時期は、芽が膨らんで春が近づいていることを感じる一方で、ほとんど葉もなければつぼみもなく、土替えと剪定以外はあまり作業もなく、ついつい期待が高まりすぎて新しい薔薇をお迎えしてしまうのだ・・・と思う。

   今庭で開花しているのは、スノー・ドロップたち。ベランダ組が、一足早く花を咲かせてくれた。これから、つぼみがすっかり膨らんできている白沈丁花、クロッカスやヒヤシンス、ムスカリ、スノー・フレーク、やがてはうちのミニ桜も咲き始め、そして初夏を迎えたならオリエンタルポピー、薔薇たちと続いていくはず。この輝くような純白と明るい黄緑の調和が眩しいスノー・ドロップの花たちに、これから庭が見せてくれる花々の輝きが凝縮されているようで見入ってしまう。




   ようやく開いた、最初の春の花。
   きらきらして見える。


   夕方、むーちゃんことのどかの背中に飛びついたり、いきなりおしりにかぶりついて悲鳴を上げさせたり、いつも無体の限りを尽くしている琥珀が、巨体のむーちゃんに枕にされているところを目撃。リベンジ・・・?



   むーちゃん熟睡。なんかすごいポーズになっている琥珀。




   むぎゅー。


   夕食は、洋食で。いつものことながら、テリーヌの大きさが一定にならない。うーむ。素材によって縮小率とか膨張率とかが違うの?




   持っているテリーヌ型が小さいのでややこぶり。
   鮭と帆立、バジルと帆立の2バージョンを作ってみた。
   ヨーグルト+牛乳+レモン+パルメザンチーズのソースは初めて作ったけど、
   テリーヌによく合っていて美味!




   魚介類がたくさんあるし、サフランもあるしで、これはもうブイヤベースしかないよね!と決定。
   食後からだがぽかぽかに。
   サフランって身体を温める作用があるのかな?




   プチトマトの皮をさっと湯剥きしたかっただけなのに、長くお湯に入れすぎてソース状に。あああ。




   ひさしぶりに白で。


   *   夕食   *
   ・2色のテリーヌ、ヨーグルトソース。
   ・具たっぷりのブイヤベース。
   ・トマトとアイスプラントのサラダ、柚子ドレッシング。
   ・バゲット。





   

  index    home