August   2014

   




      5日目。

     Sun.31.8.2014 





   カメラを構えて



   仔猫たちを定点観測していたら




   ドアップで突如なにかが割り込んでくるんだ。




   「ふふふです。」
   琥珀さんはいつも平常運転。


   夕食は、和食で。



   食事ごとの仔猫たちの大絶叫に慣れてきた。


   *   夕食   *
   ・焼き鯵。
   ・小茄子の干し海老煮。
   ・かき卵汁。







      4日目。

     Sat.30.8.2014 





   くねん。
   今日も元気な姉。




   ふんわり。
   ミルクに突入していない時は、ちゃんと猫のように見える弟。


   拭けども 拭けども 猶 わが猫 白くならざり ぢつと手を見る

   というわけで、ミルクに突入してばかりいるおかげで、どんなにお湯で絞ったタオルで拭いても、白くなるどころか黄ばんできた茶白くん。Oh・・・ ごはんの汚れは拭いたら取れるけど、ミルクはなあ・・・ というわけで、初入浴を決行することに。

   深さと大きさがちょうどよくて、これまでも仔猫たちのお風呂になってくれていたサルグミンヌ窯の陶製洗面器にお湯を張って、熱くないように温度計で測って温度を確かめて、さあ捕獲。持っただけでゴロゴロ言っていた茶白くんだけれど・・・



   ちゃぽん。    「ゴーロ―・・・ゴーロ・・・ゴ・・・ロ・・・」
   フェイドアウトしていくゴロゴロ。




   「・・・え?」



   「え?」



   「・・・・・・」



   「なにしてくれちゃってんの・・・」

   無言のままで、言いたいことを非常に的確に伝えてくるスキルを持った茶白であった。しかし、途中で止めるわけにはいかないので、ちゃぱちゃぱ洗ってタオルにくるむ。暴れることも叫ぶこともなく、非常に良い子。もっとも表情は「なにしてくれちゃってんの・・・」のまま固定だったけども。



   「・・・・・・」
   とりあえず、びしょ濡れの君を見て、思わず「とりにくみたい・・・」とつぶやいてしまったわたしを許して欲しいんだ。


   タオルドライして、ひそやかに逃げようとする茶白くんを捕まえつつドライヤーをかけて、ほっと一息。ようやくお茶の時間を楽しむ。ゆっくりゆっくりねじを巻き戻すような、そんな時間。



   マリピエールさんの焼き菓子と




   24時間水出しのアンボート茶園のイラム紅茶。
   C&S は、最近新しくやってきてくれた、ケンブリッジ社ローズポイント、No.3900。




   ようやく落ち着きを取り戻したケージの中には、なぜか楓さん。
   仔猫に囲まれて至福の表情。





   楓のおしりと柵の間にはさまれて、「なんでこんなにせまいのよ・・・」な三毛娘。


   夕食は、洋食で。



   北海道産のいいカリフラワーが手に入ったので、たこ、トマト、きゅうりと一緒にサラダに。
   このサラダの主役はカリフラワー。
   かつお出汁を入れたドレッシングがじゅわっと沁みこんでいて、おいしかった・・・





   メインは、片栗粉をまとわせて、ローズマリー風味でかりっとソテーしたチキン。
   にんにくチップとプチトマトを添えて。
   鳥づくしの賑やかなお皿は Gien の Villa Medicis ヴィラメディチ。





   ブリーチーズ、アーモンド、コルニッション。




   飲み物は、エビスの後、好きなワイン、ボデガス・マツの 2012 年の
   マツ・エル・ピカロだったんだけど、写真撮り忘れ・・・



   *   夕食   *
   ・たこ、カリフラワー、トマト、きゅうりのサラダ。
   ・鶏もも肉のローズマリーソテー。
   ・ブリーチーズ、アーモンド、コルニッションとメルバトースト。







      3日目。

     Fri.29.8.2014 





   「ぎゅむむむむ」
   押し合いへし合い。
   茶白くんが、左腕を壁に突っ張って身体を支えている点にご注目ください・・・




   「あっ」
   しかし努力の甲斐なく、押し負ける弟。




   「ねえちゃんぼくにも―!ぼくにもミルクー!ミルクー!」
   いえ、どのみちもうお皿は空っぽでございますよ、おぼっちゃま。


   戦いは姉の勝利。今日も2匹は平常運転。ちなみに、奥に燦然と輝くメロンの箱は、まさにこの2匹が来た当日に届いたもの。もちろんメロンを頂いたことは嬉しかったけれど、ちょうど回収に出した後で、ケージの中に入るサイズのダンボールがひとつもなく困っていたタイミングだったので、むしろメロンよりも箱がたいそう嬉しかったものだった。この箱は、2匹の良い遊び場になってくれて活躍中。



   そして、居間で放牧中、一瞬の隙をついて大人ごはん奪取を狙う2匹。
   わあああ だめええええええ!!!


   食欲権化の2匹は、眠っているときは天使のようだけれど、ごはん時の絶叫がものすごくて、年上猫たちが毛を逆立てて2階へと逃亡するレベル。ケージの隙間から爪を出して、扉を開けようとするわたしの手を必死でガシガシやるので、生傷が耐えない。どれだけごはんが好きなのですか・・・



   夕食は、お刺身盛り合わせと(もちろん仔猫大絶叫。でも、まだお腹の調子が様子見中なので、年上猫たちのみにおすそわけ。)



   居酒屋的献立。
   右端のは、油揚げに、白胡麻と七味、醤油を入れた納豆を詰めて焼いたもの。
   四角い器に入った真っ白なのは、生湯葉。





   ビールと



   日本酒で。


   *   夕食   *
   ・お刺身盛り合わせ。
   ・ひじきの梅紫蘇炒り煮。
   ・生湯葉。
   ・大根おろしとしらす。
   ・油揚げ巾着焼き。







      2日目。

     Thu.28.8.2014 





   ちんまり。
   ケージを早々と「おうち」と認識した模様。




   今日も、くんくんの後、もれなくシャー!な琥珀さん。
   仔猫のにおいを嗅いだ後でひゃっほう状態で廊下を走り回っているのはなぜなのか・・・


   どうにもこうにもごはん大好きで、しかも不器用。というわけで、ミルクを出すたびに、毎回器に突入してしまう茶白くん。ああああ。夢中になってゴムの部分を噛み切っちゃうから、哺乳瓶は使えないし・・・というわけで、毎回毎回、ごはんの後にはお湯で絞ったタオルで拭いてあげることになるのだった。



   使用前。ふわふわ。
   「にゃー」




   使用後。ずぶぬれ・・・
   「・・・・・・」


   2匹同時に仔猫がいたのは、うちで生まれたうらら&のどかの姉弟以来なのだけど、なんというか、育児の楽さに感動している。紅葉、琥珀、珊瑚、そしてこの2匹と、計5匹の野良猫の迷子を保護してきた中で思うのは、この2匹は一緒にいる分、精神的にも安定していて、ケージの中に入れても、たとえば、ちびっこ時代の珊瑚のように大泣きしない ― お腹を空かせないかぎりは、だけど。そして遊び盛り&噛みたい盛りの仔猫たちは皆、年上猫たちを襲撃して怒られたり、怯えられたり(!)していたものだけれど、この2匹は一緒に走り回って遊ぶので、年上猫たちにもあまり被害が及ばず、結果としてみんな気持ちが落ち着いている。ごきげんでいるって、すごいパワーだ。



   まだまだちいさい。



   こっちは、姉に飛びかかる2秒前。


   仔猫たちの「おまえのくってるそれをくれ」鳴き(というか絶叫)に気を取られ、夕食写真を撮るのを忘却。


   *   夕食   *
   たしか、時間のあるうちに仕込んでおける、ラタトゥイユ、それから鶏と根菜のポトフだった気が。







      登場。

     Wed.27.8.2014 





   ちいさいなー




   赤ちゃん時代の珊瑚もお気に入りだったブランケットの中でくつろぎ中。


   雨が降りそうだから、急いで用事を済ませようと思っていつもよりかなり早い時間に家を出たこと。いつものクリーニング屋さんに行くと、定休日ではないのになぜかお休みだったこと。なので、ちょっと離れたところにある初めてのクリーニング屋さんまで足を伸ばすことになって、その関係で、いつもはあまり通らない通りを自転車で走ったこと。そのすべてがつながって、小さな小さな猫たちに出逢った。交通事故でおかあさんと兄弟1匹が旅立ってしまい、子どもたちだけで残された2匹だった。

   動物病院の先生によると、この子たちは生後2ヶ月半とのこと。でも、生後2ヶ月で見つけた珊瑚の小さい頃とあまり大きさが変わらない気がする。どちらも食欲魔神で、そしてすごく懐っこい。ケージの中にいる2匹と目が合っただけでもゴロゴロいってくれるごきげんさんたちだ。



   しっかりもので運動神経が良く、勝ち気な三毛嬢。
   ちょっとスローな弟の面倒を見てあげる姉御肌で、兄弟喧嘩では常に勝利。




   のんびり屋で、おっとりタイプ。
   甘えん坊で天真爛漫な茶白くん。




   ゴロゴロごきげんな仲良し姉弟。




   明らかに嬉しそう、たいそうワクワクしている楓さん。



   その一方、心の危機度 MAX なイキモノ。
   一見リラックスしているかのように見えるが、部屋から逃走する10秒前。


   さて、見知らぬ仔猫が、しかも2匹もやってきたのを目撃した先住猫たち。その反応と言えば、おとうさん猫の牡丹は、いつものように落ち着いた対応で、毛づくろいをしてあげたりはしないけれど威嚇することもなく、冷静にスルー。おっとりむーちゃんは、珊瑚のときに大パニックになったけれど、ふんふんと仔猫たちのにおいを嗅ぐくらいの心の余裕はあって、しかしその後、そうっと2階へ退避。びくびく王子の紅葉に至っては、2階から降りてくることすらなし。楓は、瞳をきらきらさせて、仔猫たちに興味津々。やっぱり優しい楓は、仔猫が大好きなんだな・・・そして、好奇心満々で近づいていくかと思った珊瑚さんは、予想に反して仔猫たちにシャーシャー吹いて、普段無口なのに「×○@▲◇★□!!!!」みたいな謎のフレーズをわたしに向かって叫びまくって逃走。

   そして我が家の自由猫、琥珀さんはと言えば、仔猫たちのにおいをふんふん嗅いでから全力で「シャー!!!」と威嚇、そののち階段へと疾走、どたーん!と3段目に横たわり



   わたしをじっと見つめた後




   激しくヘッドバンギングを始めた。
   ・・・いや、なんで?


すごいな、さすが我が家の奇行王子・・・すまない琥珀、君の言いたいことがまったくもって理解できないよ。

   そんなわけで、予想通りのてんやわんや状態になりつつも、仔猫たちとの日々が始まったのだった。


   夕食は、チキンとミニトマトのオーブン焼きとチャパティで簡単に。




   プチトマトの果汁が鶏の肉汁と一体になって、おいしいソースに。




   冷凍してあったチャパティをオーブンで焼いて。




   グラス1杯分くらい残っていたワインをお供に。


   *   夕食   *
   ・チキンとミニトマトのオーブン焼き。
   ・チャパティ。







   

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